私の日常では、目の前で起こったことをそのまま人に話しても「それは妄想だよ」で片付けられてしまうような事がよく起こります。しかし、毎回それらには胸を打つストーリー性があって体験する度に感慨深くなります。 幼少期からずっとそんな調子なので、もう人に話して信じてもらおうとか同意を得ようなんて思うこともなく、静かに胸にしまっておくのが常となっていました。 けれどもこのようなブログを書き始めてからは、反響があることも多くなってきたため、この世とあの世の境界部分で活動する人々、つまりユーレイについて書いてみようと思います。 これはつい最近のこと。幽霊話が怖い方はここから下を読まないでください(笑)。 私が今の街に住み始めて4年が経ちますが、街中をくまなく歩いているととても不思議に思う場所を見つけることがあります。この世的にはごく普通に見えていても時空が歪んでいるようなポイントは、どこにでもあるものなのです。 (※過去のブログ「ユウレイGO!」参照) 何らかの異変を感じたとしても単なる一住民の私が無断で入ることができる場所はあまりありませんから、普段はただ目をやって通り過ぎるのみです。 21時に対面セッションを終えたその日、私が家に向かって歩いていたら「お、西さ~ん!」商店街の店の中から大きく手を振って呼び止められました。お世話になっている男性美容師さんでした。そこは同級生のやっているお店だそうで、仲間で楽しくワイワイやりながら立ち飲みしていたところだったそう。実はそのお店、私がずっと気になってはいても介入できずに毎日ただ通り過ぎていた店だったのです。 「西さんは霊能者で占い師!」と簡単に紹介されて、いつものように軽く引かれた後(笑)少し立ち話をしていると店主の方から、使用していない店の二階の話が出てきました。 少し前、店に遊びに来た19歳の女子大生に「この店の奥に幽霊がいる」と言われ、それが本当なのか皆で困惑していたところだったそう。 (ちょっと大変そうだけれど、これもご縁か…) 「では、今から二階を見せてもらってもいいですか?」覚悟を決めてこちらから提案しましたら快諾。一緒に二階に上がると、私は驚きのあまりのけぞりました。 二階空間の一部に、人が入れないよう全面壁に囲まれた扉も窓もない部屋があったのです。
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